熱帯魚の飼い方
姿・形・そして鮮やかな色彩。
ただ眺めているだけでも心を和ませてくれる熱帯魚。
お部屋のインテリアとしても人気上昇!
豊富な種類の中からそれぞれの性格を知って上手に育てましょう。
飼育用具・用品のセッティング
![]() @水槽 |
![]() A濾過器 |
![]() Bエアーポンプ |
![]() Cライト |
![]() D水温計 |
![]() Dヒーター |
![]() E水草 |
![]() Fアクセサリー |
@水槽:ガラス製や透明アクリル樹脂が一般的です。
飼う魚と置く場所を考慮して大きさの合った機能的な水槽を選びましょう。
Aライト:一般的に蛍光灯が用いられます。
水槽の大きさに合わせて、選びます。
B濾過器:底面、側面、上部式の三種類があり、水を浄化します。
水槽サイズ、用途に合わせて選びましょう。
Cエアーポンプ:水中に空気を送り込む大切な役目をします。
バイブレーター式とピストン式の2種。
家庭用にはバイブレーター式で充分です。
D水温計とヒーター:温度を上げるヒーターと温度を調節するサーモスタットの組み合わせで水温を一定に保ちます。
常に水温計で水温のチェックを行いましょう。
E水草:熱帯魚の酸素補給を助け、すみかの役割もします。
Fアクセサリー:熱帯魚が泳ぐ水中をセンスアップする置物、水槽のお手入れに使う小道具などが有ります。
上手に選んで熱帯魚の美しさをバックアップしましょう。
<その他>
●水槽の蓋:ガラス、プラスティック製があり、水槽サイズに合わせて選びます。
魚の飛び出し、異物混等の進入を防ぎます。
●底砂:一般的には河砂利、ケイ砂、金華石などを混ぜて使用します。
今日では水草栽培に適した砂や、水質を安定させる働きのある砂などもあります。
蛍光灯の底面反射を防ぎます。
<水槽の種類と目安>
※小型熱帯魚 全長3cm〜4cmの場合
水槽 | 正面×奥行×高さ(mm) | 容量(g) | ヒーターの大きさ(W) | 砂利の量 | 小型熱帯魚 |
30cm水槽 | 315×185×244 | 12 | 20〜40w | 約2kg | 約10〜15匹 |
45cm水槽 | 450×295×300 | 35 | 70〜100w | 約5〜6kg | 約20〜25匹 |
60cm水槽 | 600×295×360 | 57 | 100〜150w | 約8〜12kg | 約30匹 |
90cm水槽 | 900×450×450 | 157 | 200〜300w | 約15〜20kg | 約70匹 |
初心者向けの熱帯魚
<卵胎生メダカ科> 色彩が見事でバリエーションが豊か グッピー・ソードテール・プラティなど |
<カラシン科> 丈夫でおとなしく飼いやすい ネオンテトラ・ブラックテトラなど |
<コリドラス> コリドラスの仲間は、 他種との混泳もたのしめる。 別名お掃除やさんとも呼ばれ、 そこにたまった餌の残りを食べます。 |
<コイ科> 温和で生命力も強い。 他種との混泳も可。 ラスボラ・スマトラなど |
熱帯魚にやさしい環境
水槽台は専用のものを使用し、置き場所も水槽の重量を考え、平らで固い床を選ぶ事が大切です。
手入れのしやすい場所に置き、いつも世話ができるようにしましょう。
直射日光の当たる場所や、湿気を嫌う家具、電気製品の上や近くは避けてください。
飼育用水の作り方
水道水には殺菌消毒作用のある塩素が含まれているためそのまま使えません。
水槽に水を入れるときには、飼育用水を準備しておきます。
準備の方法は容器に水を汲み、中和剤を使うと便利です
用法容量を守って正しくお使いください。